2011年10月04日
【前衛中間ポジション】
ダブルス前衛のポジションを大きく3つに分ける(■写真)
攻撃ポジション(前) アングル、速いボレー、ポーチ有効、展開は速くなる
中間ポジション(中) その中間
守備ポジション(後) つなぎボレー、ロブ、クリアに有効、展開は遅くなる
実は、この前衛中間ポジションがなかなか使いこなしが、難しいポジションなのである。
(良い場合)
確かに、遅いボール、曖昧なコントロールが相手(初心者やシニア)の場合には有効。
また、前衛プレーヤーの技術が高い(判断、ボールの狙いどころ、前も、後ろも動け、しっかり打てる前衛)場合も有効。
(悪い場合)
しかし、上記とは逆に、相手プレーヤーの方がしっかりとしたボールを打ち、コントロールできる場合や、
前衛プレーヤーの技術が中途半端な場合は、不利なポジショニングになる。
デッドゾーンでのプレーによく似ているのである。
この中間ポジション(中)を、前・後ポジションができないうちに、使うようになると、プレーがすべて曖昧になり、
ぬるい前衛になりがちなので、注意したい。
その悪い症状として、
前衛のポジションが分らなくなったり、ミスが多い、ペアと決めが悪い、迷いが出た場合、
ペアとコンビネーションが合わない場合
(ボールを二人で追う、よけいなボールに手を出す、決めれるボールがなくなる、二人でゴメンと言い合う)
症状が現れたら、
もう一度、前か後に明確にポジションと役割を決めて、範囲を狭くし、原点に戻ってみることが必要。
また、早いうちから、ゆるい並行陣で、お茶を濁すようなプレーにならないよう注意。
あとで苦労しますからね。