2010年10月18日
【愛の反対は・・・・】
愛の反対は・・・・無関心
(株)イエローハット 創業者
日本を美しくする会 相談役 鍵山秀三郎 氏
今、日本人の中学生の調査によると29.8パーセントが孤独でさびしいって言っているわけです。
親の元に住んでいてもですよ。
孤独で寂しいっていう人の 共通点は何か?
「人の心がわからない」「人の心に自分の心をかけることができない」人。
これが孤独で寂しいひとなんですね。
ということで、今、日本は物は豊かなんだけど、なんとなく心が波立って落ち着かなくて、というのは
「周囲の人たちに配慮がない」
というのが大きな原因になっているんだと思うんですね
そこで、私が提唱しているのは
「もっと気づく人になりましょう。」
ということですね。
これが私の徹底した考えなんですね。
「気づかない」あるいは「物事に無関心」、これはもう本当に怖いことなんです。
昔、ヘレンケラーが日本に来た時に
「無関心という病気ほど怖い病気はない。」
と言ったんですね。
「無関心は愛の反対」と言ったインドのマザーテレサ。
今、日本人は自分のことにはものすごい強烈な関心を持つのに、他人のことについてはどんどん関心が薄れている。
ましてや社会のことに関しては関心が薄い。
学校でも、自分の子供だけには関心はもつけど、学校には関心を持たない。
こういう風になってきたわけですが、これが大変な恐るべき風潮であるという のが私の考え方です。
(中略)
無関心からの脱却の第一歩は
気づく人になるということ。
掃除をすると何がいいかというと、
1)謙虚になる
2)気づく人になる
3)物事に関心を持つことができるようになる
4)感謝できるようになる
5)この(上記)4つのことを通して自分の心を磨くことができる
これが「日本を美しくする会」の5つの求めているところです。