2008年04月02日
【ロス家族旅行 第5日目】
●ロス家族旅行 第5日目・・・・・・4月2(水)
空港近くのホテルから車で約2時間、アデレント市に着きました。
ただっ広い砂漠地帯にある小さな街で、遠くに雪が積もっている山も見える思ったより過ごしやすそうな街でした。
地図はないのに、以外とあっさりと簡単に来れて、日本で見たヤフー地図の航空写真のとおりでした(当たり前ですが・・・・)
地球はやっぱり狭いです。
長男の通うシルバー公立高校は、生徒が約4000人、留学生が20人ほどいるらしいです。
学校内へ入るのに、目的と会う人のアポを告げて、警備員がいる門をクリアしなければいけません。
これがアメリカの世情か、セキュリティがとても厳しいです。
駐車場も、構内も、警備員のほかに、ポリスが巡回しています。
生徒同士がすぐに喧嘩するので、先生とか生徒ではなく、警察や警備員が止めに入るそうです。
分り易いですね(笑)
待ち合わせの正面玄関で10ヶ月ぶりに長男と対面。
背も僕より高くなり、
「ハーイ」なんて現れて、
動作、雰囲気がすっかりアメリカ人になっていました。
思わず「How are you Today?」
なんて言って、握手してしまいました。
かなり、たくましくなっていて、感激です。
長女と次男はちょっと目が点になっていました(笑)
ちなみに、長男のいるアデレントは日本人が誰もいない。
日本語で話をしたのは半年ぶりと言ってました。
よい環境で留学でき、ラッキーですね。
休み時間だったので、10分ほど話をして、午後からの約束をして、いったん街へ戻り昼食を摂りました。
昼食は中華のファーストフード。
とにかく量が多い(■写真)
4人で2人分しか頼まなかったのに、4分の一しか食べることが出来ませんでした。
学校へ戻り、長男に構内を案内してもらいました。
途中、出会う同級生と英語で喋ってる!
成長したなあ~って、ちょっと感激です。
それにしても、まあ、その「どでかい」学校の大きさにびっくり。
日本の大学以上?
千葉で言えば、青葉公園や天台公園が学校になったような感じです(ちょっと大袈裟かな?)
なんたって、施設が凄い。
2面ある野球場はすべて天然芝、ほかにラグビー場、陸上トラック、20以上もあるストリートバスケット場、テニスコートはハード8面!
すべて、ガラガラに空いています。
食事はカフェテリア。
冬でも外で食べることが多いので、寒くて困ったそうです。
それに、教室も冷暖房がないので、最初と惑ったとか。
でも、それが子供たちのためには、正解だと僕は思います。
PTA旅行での話ですが・・・
山の家に子供たちと行った時、ある母親が言ったそうです。
「この部屋には、テレビもエアコンもないの?子供たちが可哀相!」
こんな親を持った子供は可哀相だと思います。
それにしても一番印象に残ったのは、日本と全然違う教育方針をまざまざと見せ付けられて「ショック」でした。
ある意味、今日が今回の旅行で一番刺激的でした。
授業はすべて単位制。
とにかく授業がユニークで自由。
先生がフレンドリーで一緒に勉強している感じです。
本人の自主性と興味を重んじています。
これなら誰でも学校に行きたくなるし、勉強したくなりますね。
長男は、さかんに「いい先生に当たり、助けてくれる」とか、
「同級生がいい奴ばっかりで本当にラッキー」と話してくれます。
まあ、相当おめでたい感じですが、さすが「HAPPY教祖」の息子です。
ちょうどテニスが選択科目の体育の授業を実施しており、
僕が日本でテニスコーチをやっているということで、「指導してほしい」ということになり、参加させてもらいました。
みんな才能はあるけど、「ほったらかしっ」ていう感じです。
特にサーブはプロネーションが上手く使われておらす、今ひとつでした。
テコ(レバレッジ)の応用を説明したけど、通じたかな?
長男もサーブのフォームを崩していました。
ただ、ストロークやボールへの入り方、戦略は自分で考えるようになり、とてもよくなっていたと思います。
ちょっと太って、動きが鈍くなっていましたけどね。
放課後の部活動、テニス部もじっくり観察、参加できました。
二番手の韓国人ジョンや、三番手ブラジル人のにも指導してきました。
次男も参加してみんなでラリーしたのですが、ハードコートのサーフェスがメチャクチャ速い!
そのうえ、毛の無くなったウイルソンボールを使っているので、ボールが速過ぎてラリーが続きません。
コーチという前評判で参加したのに、上手く打てずにちょっと恥ずかしかったです。
しかし、こんなに速いボールなら、そもそもミスしないようにするとか、つなげようとかと思う概念がないと思います。
ミスしないようにしていてもかなり、難しいのですから、同じリスクを負うなら打っていった方、攻撃した方がいいに決まってます。
それでなくても、パワーやスピードのある選手が多い訳ですから、日本人が海外で勝てない理由が根本的に理解できたような気がします。
アトランタのJUTECコーチが日本に帰国した際、
「オムニコートは遅すぎて打てない」と言っていたのが、よく分かります。
軟式テニスと硬式テニスの違いくらい、テニスが違う感じですね。
とにかく、日米テニス環境の違い、これも今回の旅行の中でとてもショックな出来事でした。
テニスのためにも、勉強のためにも、生活のためにも、こちらの環境はとてもいいと思います。
それを今回確認できました・・・・・・というか、カルチャーショックでした。
あと、今回のミッションである学校長(■写真)への挨拶もできました。
実はここである話し合いをしてきました。
それはまた、機会があったらお話しますね。
学校での出来事があまりに印象的で書きすぎましたが、今回もうひとつのミッションであるホームスティ先「コステロ家訪問」です。
まあ、本当にアメリカ的な素敵な住居であり、素敵な家庭でした。
これは、長男の留学制度「レーガン奨学金」国際交流を目的とした、いわゆるアメリカのシンパ作りですから、当然だと思います。
拾い庭に、広い住宅(近所の家にはプールがある家が多い)
それに、大きな熊みたいな犬が4匹もいます。
長男は部屋をひとつ借りて住んでいるから、明らかに日本より生活環境いいです。
ホストファザーは、お相撲取クラスの大きな人で、長男曰く「お父さん(僕です)より優しい」とのこと。
多分、今までは世界で一番、僕が優しかったと思います。
ホストマザーは厳しくて、きちんとしている。
スタイルがよく、マラソンやダイエットに興味があり、トランク満杯の大量に持っていった日本食お土産を、とても喜んでくれました。
日本食はヘルシーなので、とても大好きとのこと、
長男の話によると、玄米にバターをつけて「日本食はヘルシーだなあ」って、食べてるそうです。
かなり違うと思うけど・・・・・・
二人のお兄さんはイラクの戦場へ行っているとのこと。
そして、同居している中1のジャックとはとても気があうようです。
ジャックは、エレキギター(っていうのかな今は)がとても上手く、長男と二人でハードロックの演奏を聞かせてくれました。
今までになかった一面です。
次男はジャックと真っ暗の仲、仲良く外でローラーボード。
とても楽しかったようで、今回の旅行で一番楽しかったこと、次男は「ジャックと遊んだこと」
ジャックのお陰で、次男はアメリカ好きになり「僕も留学に行きたい」だって!
今回の旅行で思わぬ効果です。
ちなみに、今回の旅行、
長女の一番は、
家内は、英語を話している長男に会えて感動。海外のアトラクションは ずぶぬれになる。サンタモニカの海と歌に感動僕の一番は、学校見学ですね。
夕食はロスに帰り、お寿司屋さん「かんぱち」で長男に日本食を食べさせました。
海老のお味噌汁に、海鮮丼、長男は「おいしい、おいしい」を連発、感激しながら食べてましたが、
普段日本でもお寿司屋さんには入ったことがないので、実は、僕も美味しかった、家族全員感激していたのです。
空港近くのホテルから車で約2時間、アデレント市に着きました。
ただっ広い砂漠地帯にある小さな街で、遠くに雪が積もっている山も見える思ったより過ごしやすそうな街でした。
地図はないのに、以外とあっさりと簡単に来れて、日本で見たヤフー地図の航空写真のとおりでした(当たり前ですが・・・・)
地球はやっぱり狭いです。
長男の通うシルバー公立高校は、生徒が約4000人、留学生が20人ほどいるらしいです。
学校内へ入るのに、目的と会う人のアポを告げて、警備員がいる門をクリアしなければいけません。
これがアメリカの世情か、セキュリティがとても厳しいです。
駐車場も、構内も、警備員のほかに、ポリスが巡回しています。
生徒同士がすぐに喧嘩するので、先生とか生徒ではなく、警察や警備員が止めに入るそうです。
分り易いですね(笑)
待ち合わせの正面玄関で10ヶ月ぶりに長男と対面。
背も僕より高くなり、
「ハーイ」なんて現れて、
動作、雰囲気がすっかりアメリカ人になっていました。
思わず「How are you Today?」
なんて言って、握手してしまいました。
かなり、たくましくなっていて、感激です。
長女と次男はちょっと目が点になっていました(笑)
ちなみに、長男のいるアデレントは日本人が誰もいない。
日本語で話をしたのは半年ぶりと言ってました。
よい環境で留学でき、ラッキーですね。
休み時間だったので、10分ほど話をして、午後からの約束をして、いったん街へ戻り昼食を摂りました。
昼食は中華のファーストフード。
とにかく量が多い(■写真)
4人で2人分しか頼まなかったのに、4分の一しか食べることが出来ませんでした。
学校へ戻り、長男に構内を案内してもらいました。
途中、出会う同級生と英語で喋ってる!
成長したなあ~って、ちょっと感激です。
それにしても、まあ、その「どでかい」学校の大きさにびっくり。
日本の大学以上?
千葉で言えば、青葉公園や天台公園が学校になったような感じです(ちょっと大袈裟かな?)
なんたって、施設が凄い。
2面ある野球場はすべて天然芝、ほかにラグビー場、陸上トラック、20以上もあるストリートバスケット場、テニスコートはハード8面!
すべて、ガラガラに空いています。
食事はカフェテリア。
冬でも外で食べることが多いので、寒くて困ったそうです。
それに、教室も冷暖房がないので、最初と惑ったとか。
でも、それが子供たちのためには、正解だと僕は思います。
PTA旅行での話ですが・・・
山の家に子供たちと行った時、ある母親が言ったそうです。
「この部屋には、テレビもエアコンもないの?子供たちが可哀相!」
こんな親を持った子供は可哀相だと思います。
それにしても一番印象に残ったのは、日本と全然違う教育方針をまざまざと見せ付けられて「ショック」でした。
ある意味、今日が今回の旅行で一番刺激的でした。
授業はすべて単位制。
とにかく授業がユニークで自由。
先生がフレンドリーで一緒に勉強している感じです。
本人の自主性と興味を重んじています。
これなら誰でも学校に行きたくなるし、勉強したくなりますね。
長男は、さかんに「いい先生に当たり、助けてくれる」とか、
「同級生がいい奴ばっかりで本当にラッキー」と話してくれます。
まあ、相当おめでたい感じですが、さすが「HAPPY教祖」の息子です。
ちょうどテニスが選択科目の体育の授業を実施しており、
僕が日本でテニスコーチをやっているということで、「指導してほしい」ということになり、参加させてもらいました。
みんな才能はあるけど、「ほったらかしっ」ていう感じです。
特にサーブはプロネーションが上手く使われておらす、今ひとつでした。
テコ(レバレッジ)の応用を説明したけど、通じたかな?
長男もサーブのフォームを崩していました。
ただ、ストロークやボールへの入り方、戦略は自分で考えるようになり、とてもよくなっていたと思います。
ちょっと太って、動きが鈍くなっていましたけどね。
放課後の部活動、テニス部もじっくり観察、参加できました。
二番手の韓国人ジョンや、三番手ブラジル人のにも指導してきました。
次男も参加してみんなでラリーしたのですが、ハードコートのサーフェスがメチャクチャ速い!
そのうえ、毛の無くなったウイルソンボールを使っているので、ボールが速過ぎてラリーが続きません。
コーチという前評判で参加したのに、上手く打てずにちょっと恥ずかしかったです。
しかし、こんなに速いボールなら、そもそもミスしないようにするとか、つなげようとかと思う概念がないと思います。
ミスしないようにしていてもかなり、難しいのですから、同じリスクを負うなら打っていった方、攻撃した方がいいに決まってます。
それでなくても、パワーやスピードのある選手が多い訳ですから、日本人が海外で勝てない理由が根本的に理解できたような気がします。
アトランタのJUTECコーチが日本に帰国した際、
「オムニコートは遅すぎて打てない」と言っていたのが、よく分かります。
軟式テニスと硬式テニスの違いくらい、テニスが違う感じですね。
とにかく、日米テニス環境の違い、これも今回の旅行の中でとてもショックな出来事でした。
テニスのためにも、勉強のためにも、生活のためにも、こちらの環境はとてもいいと思います。
それを今回確認できました・・・・・・というか、カルチャーショックでした。
あと、今回のミッションである学校長(■写真)への挨拶もできました。
実はここである話し合いをしてきました。
それはまた、機会があったらお話しますね。
学校での出来事があまりに印象的で書きすぎましたが、今回もうひとつのミッションであるホームスティ先「コステロ家訪問」です。
まあ、本当にアメリカ的な素敵な住居であり、素敵な家庭でした。
これは、長男の留学制度「レーガン奨学金」国際交流を目的とした、いわゆるアメリカのシンパ作りですから、当然だと思います。
拾い庭に、広い住宅(近所の家にはプールがある家が多い)
それに、大きな熊みたいな犬が4匹もいます。
長男は部屋をひとつ借りて住んでいるから、明らかに日本より生活環境いいです。
ホストファザーは、お相撲取クラスの大きな人で、長男曰く「お父さん(僕です)より優しい」とのこと。
多分、今までは世界で一番、僕が優しかったと思います。
ホストマザーは厳しくて、きちんとしている。
スタイルがよく、マラソンやダイエットに興味があり、トランク満杯の大量に持っていった日本食お土産を、とても喜んでくれました。
日本食はヘルシーなので、とても大好きとのこと、
長男の話によると、玄米にバターをつけて「日本食はヘルシーだなあ」って、食べてるそうです。
かなり違うと思うけど・・・・・・
二人のお兄さんはイラクの戦場へ行っているとのこと。
そして、同居している中1のジャックとはとても気があうようです。
ジャックは、エレキギター(っていうのかな今は)がとても上手く、長男と二人でハードロックの演奏を聞かせてくれました。
今までになかった一面です。
次男はジャックと真っ暗の仲、仲良く外でローラーボード。
とても楽しかったようで、今回の旅行で一番楽しかったこと、次男は「ジャックと遊んだこと」
ジャックのお陰で、次男はアメリカ好きになり「僕も留学に行きたい」だって!
今回の旅行で思わぬ効果です。
ちなみに、今回の旅行、
長女の一番は、
家内は、英語を話している長男に会えて感動。海外のアトラクションは ずぶぬれになる。サンタモニカの海と歌に感動僕の一番は、学校見学ですね。
夕食はロスに帰り、お寿司屋さん「かんぱち」で長男に日本食を食べさせました。
海老のお味噌汁に、海鮮丼、長男は「おいしい、おいしい」を連発、感激しながら食べてましたが、
普段日本でもお寿司屋さんには入ったことがないので、実は、僕も美味しかった、家族全員感激していたのです。