2009年05月04日
【雁行陣縦割型】
【雁行陣縦割型】№16
目的:
ロブや緩いボール対応、特に良いストレートロブに対応するフォーメーション
知ってか、知らずか中級女子ダブルスで多いのがこの形。
なぜなら、
アプローチやサーブ、ボレー等の「つき球」が弱いので、雁行陣の相手にボール優先権が渡り、
良いロブ(カウンターロブ、スピンロブ等、前衛を低く超えるロブショット)が多くなるからだ。
また逆に、サーブ等つき球が良すぎて、相手が最初からロブ気味の柔らかいボールを返球してくるケース、また、しっかりと打てずにロブ気味の緩いボール主体のみの場合もある。
相手のストロークが前衛を簡単に超えるくらいボールの軌道が高かったり、ロブが多かたりすると、前衛ペアが前にいてもあまり役に立たないケースが考えられ、その場合に対応する。
メリットとして、
1)基本「縦割り」でチェンジが少ないので動かなくてすむ、
2)前衛も動きが少ない
3)したがって、守り易い。
前衛がしっかり動いて、攻撃できれば、有効なフォーメーション
デメリットとして、
1)しっかり打ってくる雁行陣に弱い
2)前衛の動きやポジショニング、配球により、かなり有利、不利の状況は変わる。
3)前衛の動き、働き次第では、つなぎのみ、また、ペアとの守備範囲が曖昧だと中途半端なフォーメーションとなる。
注意点:
1)前衛が触ったら有利になるショットの品質を保つ。
例えば、ペアのよいボールで前に入る、また自分でつき球でついてより前に入る等、つねにやや攻撃的であるよう心がける。
2)前衛がボールを取る範囲を明確にする。
特にセンター後ろ気味はバックサイドの時は
右利き、左利きも考慮しなければ、いけない。
基本はノーチェンジであるが、ペアとの守備範囲(青点線)を明確にしなければいけない。
3)前衛は、ラケットでボールを追いかないで、きちんと打点のところに入るように動き、できるだけ厚い当りをする。
ポジションでロブをケアしている訳だから、意識(青×)は前に置くようにする。
動かない前衛から、いつの間にか動けない前衛にならないよう。
いずれにしろ、並行陣はあまり下がると、左右にしか動かなくなる、
また前後の動きも小さくなる、将棋の駒でいうと飛車の動きのような前後左右のみのデジタルなフットワークとなってしまいがち。
斜めの動き、回り込んで斜め後ろ、最短距離で斜め前等、飛車と角が混ざった(チェスのクィーン)の動きから、さらにそこに時間を考慮した4次元フットワーク、アナログの動きができるようにしたい。
テニス習いたての最初のうちに「動けるフットワークと感覚、そして嗅覚」を持ってほしいので、
最初には、あまり覚えたくないフォーメーションだ。
弱いボール、高さに対応するひとつのフォーメーション、または様子見、待ちのフォーメーションと捉えた方が良いように思う。
目的:
ロブや緩いボール対応、特に良いストレートロブに対応するフォーメーション
知ってか、知らずか中級女子ダブルスで多いのがこの形。
なぜなら、
アプローチやサーブ、ボレー等の「つき球」が弱いので、雁行陣の相手にボール優先権が渡り、
良いロブ(カウンターロブ、スピンロブ等、前衛を低く超えるロブショット)が多くなるからだ。
また逆に、サーブ等つき球が良すぎて、相手が最初からロブ気味の柔らかいボールを返球してくるケース、また、しっかりと打てずにロブ気味の緩いボール主体のみの場合もある。
相手のストロークが前衛を簡単に超えるくらいボールの軌道が高かったり、ロブが多かたりすると、前衛ペアが前にいてもあまり役に立たないケースが考えられ、その場合に対応する。
メリットとして、
1)基本「縦割り」でチェンジが少ないので動かなくてすむ、
2)前衛も動きが少ない
3)したがって、守り易い。
前衛がしっかり動いて、攻撃できれば、有効なフォーメーション
デメリットとして、
1)しっかり打ってくる雁行陣に弱い
2)前衛の動きやポジショニング、配球により、かなり有利、不利の状況は変わる。
3)前衛の動き、働き次第では、つなぎのみ、また、ペアとの守備範囲が曖昧だと中途半端なフォーメーションとなる。
注意点:
1)前衛が触ったら有利になるショットの品質を保つ。
例えば、ペアのよいボールで前に入る、また自分でつき球でついてより前に入る等、つねにやや攻撃的であるよう心がける。
2)前衛がボールを取る範囲を明確にする。
特にセンター後ろ気味はバックサイドの時は
右利き、左利きも考慮しなければ、いけない。
基本はノーチェンジであるが、ペアとの守備範囲(青点線)を明確にしなければいけない。
3)前衛は、ラケットでボールを追いかないで、きちんと打点のところに入るように動き、できるだけ厚い当りをする。
ポジションでロブをケアしている訳だから、意識(青×)は前に置くようにする。
動かない前衛から、いつの間にか動けない前衛にならないよう。
いずれにしろ、並行陣はあまり下がると、左右にしか動かなくなる、
また前後の動きも小さくなる、将棋の駒でいうと飛車の動きのような前後左右のみのデジタルなフットワークとなってしまいがち。
斜めの動き、回り込んで斜め後ろ、最短距離で斜め前等、飛車と角が混ざった(チェスのクィーン)の動きから、さらにそこに時間を考慮した4次元フットワーク、アナログの動きができるようにしたい。
テニス習いたての最初のうちに「動けるフットワークと感覚、そして嗅覚」を持ってほしいので、
最初には、あまり覚えたくないフォーメーションだ。
弱いボール、高さに対応するひとつのフォーメーション、または様子見、待ちのフォーメーションと捉えた方が良いように思う。