2009年02月16日
【L型と縦割り並行陣】
【L型と縦割り並行陣】
1)
「攻撃型の並行陣」(参考:「更科日記」平成20年6月13日)と、
「守備型の並行陣」(参考:「更科日記」平成20年6月4日)を
使い分けるにあたって
「L型」と
「縦割」
の使い分けが大切になっています。(■写真:上)
これが曖昧(あいまい)だと、
① ボールを取る範囲が曖昧になる → 二人でボールを追う、または追わない
② 役割分担が曖昧になる → 攻撃役と守備役が明確でなく、ただボールを返すだけになる
③ 相手には全然プレーシャーのない並行陣となる
中途半端な守備型並行陣(■写真:中)は、前と後ろに余白ができます。
相手が強いと、ここを狙ってきます。
また、
足元や足元ラインへの →「しっかりと打ったボール」
前後・左右の →「組立」
前衛に決めさせる →「組み合わせ」
を使ってくる相手には、きちんとした並行陣でないと不利になります。
並行陣で頑張って何本もラリーが続いても、ポイントはけっきょくストローク側になってしまいます。
むかしは、「薄いグリップの面系」が多く、守備型並行陣が全盛でしたが
最近は
① オムニコートが多い → むかしは、ハードコートが多く、並行陣有利
② 厚いグリップでの強いストローク → むかしは、緩急とプレースメント主体
③ スピンを多くかけるボール、また、トップスピンロブ等が多い → むかしは、ロブとスライス・フラット中心
ことから、
★ 並行陣も状況に応じて、多様に変化、対応させましょう。
同じ守備型縦割並行陣でも
上級者の隙のない守備型並行陣と、
(守備に穴がなく、チャンスボールを出したら、詰められる、決められる)
動けない守備型縦割並行陣
(■写真:下)
は、よく観察していると分かります。
ですから、ペアリングやフォーメーションについて、
ペア同士で共通の考えを持ち、話合い、確認し、調整、認識しましょう。
また、ペアリングやフォーメーションについて、理解できるプレーヤーは自分のペアに合わせることができるようになるでしょう。
2)前衛の動き
並行陣でよく分からなくなる前衛の動きについて
ですが、
前衛が取る範囲の基準として、ボールに触ったら決める、または有利になるのが基準。
たとえば、守備型縦割りでボールをクリアしても有利にならなければ
(やっとボールを返しても、相手にチャンスボール、ショットの選択権、優先権を与えている)
のであれば、それは無理して守備型並行陣のは不適切になります。
ただし、ただ返したボールを相手がミスしてくれる、チャンスボールとして認識しない相手であれば、
その限りではありません。
3)動かない前衛
女性ペアで前衛の立つ位置が悪いまま、動かない形、
足は動かないで、ラケットの届く範囲のボールだけを取る、
命名・・・・・・・・・
恐怖の「C型フォーメーション」(笑)も、かなりいますね。
これについては、後日説明します。
1)
「攻撃型の並行陣」(参考:「更科日記」平成20年6月13日)と、
「守備型の並行陣」(参考:「更科日記」平成20年6月4日)を
使い分けるにあたって
「L型」と
「縦割」
の使い分けが大切になっています。(■写真:上)
これが曖昧(あいまい)だと、
① ボールを取る範囲が曖昧になる → 二人でボールを追う、または追わない
② 役割分担が曖昧になる → 攻撃役と守備役が明確でなく、ただボールを返すだけになる
③ 相手には全然プレーシャーのない並行陣となる
中途半端な守備型並行陣(■写真:中)は、前と後ろに余白ができます。
相手が強いと、ここを狙ってきます。
また、
足元や足元ラインへの →「しっかりと打ったボール」
前後・左右の →「組立」
前衛に決めさせる →「組み合わせ」
を使ってくる相手には、きちんとした並行陣でないと不利になります。
並行陣で頑張って何本もラリーが続いても、ポイントはけっきょくストローク側になってしまいます。
むかしは、「薄いグリップの面系」が多く、守備型並行陣が全盛でしたが
最近は
① オムニコートが多い → むかしは、ハードコートが多く、並行陣有利
② 厚いグリップでの強いストローク → むかしは、緩急とプレースメント主体
③ スピンを多くかけるボール、また、トップスピンロブ等が多い → むかしは、ロブとスライス・フラット中心
ことから、
★ 並行陣も状況に応じて、多様に変化、対応させましょう。
同じ守備型縦割並行陣でも
上級者の隙のない守備型並行陣と、
(守備に穴がなく、チャンスボールを出したら、詰められる、決められる)
動けない守備型縦割並行陣
(■写真:下)
は、よく観察していると分かります。
ですから、ペアリングやフォーメーションについて、
ペア同士で共通の考えを持ち、話合い、確認し、調整、認識しましょう。
また、ペアリングやフォーメーションについて、理解できるプレーヤーは自分のペアに合わせることができるようになるでしょう。
2)前衛の動き
並行陣でよく分からなくなる前衛の動きについて
ですが、
前衛が取る範囲の基準として、ボールに触ったら決める、または有利になるのが基準。
たとえば、守備型縦割りでボールをクリアしても有利にならなければ
(やっとボールを返しても、相手にチャンスボール、ショットの選択権、優先権を与えている)
のであれば、それは無理して守備型並行陣のは不適切になります。
ただし、ただ返したボールを相手がミスしてくれる、チャンスボールとして認識しない相手であれば、
その限りではありません。
3)動かない前衛
女性ペアで前衛の立つ位置が悪いまま、動かない形、
足は動かないで、ラケットの届く範囲のボールだけを取る、
命名・・・・・・・・・
恐怖の「C型フォーメーション」(笑)も、かなりいますね。
これについては、後日説明します。