更科日記 ＨＡＰＰＹコーチのテニスほか、楽しく幸せな日々

少し前になりますが、

千城台高校の入学式も無事終わりました。

これで、２年続けたＰＴＡ会長も終わり。

役員の皆様、先生方、

いろいろと本当にありがとうございました。




祝辞・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ＰＴＡを代表し、ご挨拶させていただきます。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
また、保護者の皆様方に心よりお祝い申し上げます。

先月、三月九日の卒業式挨拶では、
ニュージーランド地震のお話をさせて頂き、そこで、

「人生は何が起こるか分からない。
明日、いや、卒業式をしている今現在の、
三十秒後もどうなるか分からない。
人生という時間には限りがある。その大切な時間を、
明日はないと思うくらい、自分の思うとおり、精一杯使うべきだ」

とお話しさせて頂きました。

すると、その卒業式の直後、小さな地震があり、驚かされ、
そして、さらに二日後、東北大震災が起こってしまいました。

これは、特に私の責任ではないと思いますが、
とにかく、たった一度の人生を悔いなく送ってほしいと思います。

高校生となった皆様は、
これからは青春と呼ばれる、人生最高の時期を迎えます。

サミュエル・ウルマンの有名な「青春」という詩では、

「青春とは人生の心のあり方だ。人は自信と共に若く、
恐怖と共に老ゆる、希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる」

とあります。

命を掛ける以外に恐いものはないのですから、
良いと思ったら、すぐ、実際に行動する！

とにかく、生きているという実感が持てるよう、
人生に悔いのないよう一生懸命挑戦して下さい。

ゲームやビデオ、携帯ではなく、自分の頭や体を思いっきり使って、
それぞれの目的に向かって常にチャレンジすることが
自分自身の人生の楽しみであり、生きている証だと思います。
寿命と言う時間制限の中でリアルな人生ゲームを挑戦し、
楽しんでほしいのです。

とにかく、たった一度の高校生活を、夢を持って悔いなく送って下さい。

最後になりますが、私たち千城台高校ＰＴＡは子供たちの
健全な育成のために力を合せて活動しております。

保護者の皆様方には、ぜひともＰＴＡ活動に積極的にご加、
ご協力を戴けますようお願い申し上げ、お祝いの言葉と致します。

平成二十二年　四月七日　　
ＰＴＡ会長　　秋山　忍